「我々にはやらなければならないことがある」

人は縁で出会いつながる中で、大きく成長するものである。

【はじめに】

私は小学生の頃、家でゲームばかりしていました。そんな時に友達から野球をやらないかと誘いがありました。父から「友達たくさん作ってこい」と後押しもあり、少年野球クラブに入ることになりました。これをきっかけに多くの方々と出会ってきました。チームメイトやその親御さん、指導してくださった監督やコーチ、また対戦相手の方たちです。その出会いが市外へとつながり、大学では県外の方たちともつながることができました。そんな中で協力し合い、助け合っていくこと、コミュニケーションの重要性、また感謝の気持ちを忘れないことなど多くの学びを得ることができました。野球というスポーツを通じて、人とのつながりにはものすごい価値や可能性があると実感しました。JC活動も野球と通じるものがあり、つながりの中で価値や可能性が生まれてきます。

だが、インターネットの普及や社会保障の充実により今まで助け合ってきた人たちが疎遠となり、人間関係の希薄化は少しずつ進んできていた。

そこに拍車をかけるように新型コロナウイルスが人と関わる機会の減少、マスクで顔もよくわからない、外に出る事すら何かためらうようになってしまった。現在はコロナ禍という様々な制限は無くなったとはいえ一度染みついた行動や心理はなかなか変える事ができない。当然その代わりにZoomのようにWeb上で直接会うことなく顔を合わせて話すことができるようになって便利になったことは素晴らしいことである。

ただ何かを失ってしまった気がする。

私たちは誰かと出会い、直接顔をつき合わすことでここまで成長することができた。

それはこのまちで出会った人たちとのつながりのおかげではないだろうか。

だからこそ我々は、誰かのためにと果敢に行動していかなければいけない。

【つながりを価値に】

現在、インターネットの普及によりメールやチャット、SNSなど直接会うことなくコミュニケーションができる時代となっている。また社会保障制度の充実により地域で助け合い、支え合ってきたことも個人や家族だけで解決できる時代となってきた。

便利になった反面、人とのつながりはどうだろうか。本当に何かを相談したい時、助けてほしい時に誰にも頼ることができない。人間関係の希薄化が深刻になっていると考えます。

人は誰しも一人では生きていけない。互いに刺激し合い、助け合い、協力し合うことで人は大きく成長でき、信頼し合える関係性ができていきます。

そのため、人とのつながりには価値があると思える事業を展開していきましょう。

【未来へとつなげ!!】

会員拡大は必ず成功させなければならない。現状のメンバー数では一人ひとりの負担が大きく、目の前のやらなければいけないことに追われています。メンバー数の減少は多くの成長の機会を逃してしまい、やってみたいこと、挑戦してみたいことにどうしても限界を感じ、消極的な行動につながっています。

多くのメンバーが集い、いろんな考えに触れることで自身の成長につながるとともに、数が力となり積極的に誰かのため、地域のためにと果敢に行動できると考えます。

だからこそ多くの出会いを求め、我々の想いを伝え、多くの仲間を募ろう。その行動こそ高浜青年会議所が未来へとつながっていくのだから。

【最強のチームになる】

我々が活動できているのは常に仲間がそばにいてくれるからではないだろうか。仲間の存在があるからくじけそうになった時も活動できているのではないだろうか。常にメンバー同士で支え合ってきたからこそ今に至ると考えます。

それに加え、会社や家族、恋人、自分自身に関わる人たちがいるから活動ができているのではないだろうか。

これらのつながりを太く強固なものにしていくことが我々の活動の糧となる。だからこそ相手を理解し、認め合える、支え合える、感謝し合える関係になっていこう。最強のチームになろう。

【共感を生むLOM運営】

これまで色々なシステムを活用してLOMの運営をしてきました。そのシステムの良い部分、また動きにくいと感じる部分もあったのではないだろうか。やはり見直しが必要になってくると考えます。良いものは引き続き活用し、見直しが必要な部分は見直していかなければならない。また使い方も工夫することで一層活動しやすくなるのではないだろうか。メンバーを想い、誰もが活動しやすく明確なシステムを構築していこう。

また広報活動に対しても工夫が必要ではないだろうか。広報はタイムリーな発信、共感を生む発信が必要不可欠である。我々の活動・運動を多くの方々にスピーディー且つ興味・共感を生む広報活動をしていこう。

【結びに】

一人ひとりの力は小さいのかもしれない。

だが、チームではそうではない。

野球では誰かがミスをしても誰かがカバーする。チャンスでヒットを打てばみんなで喜ぶ。この支え合いはチームでしかできない。

高浜青年会議所というチームでも一緒である。メンバーみんなのやれることを全力でやっていけば超えられない壁はない。

当然一人の力ではここまで来ることはできなかった。それは支えてくれた方々がいてくれたから。

我々はここまでこられたことに感謝をし、行動していく。

誰かのためにがむしゃらに動くことは必ず大きな自身の成長となる。

一人ではなく、全メンバーを巻き込んでこの高浜青年会議所の活動・運動を展開していきたい。

我々は誰かのため、このまちのためと想い行動していく。

基本方針

一、つながりを価値に

一、未来へとつなげ!!

一、最強のチームになる

一、共感を生むLOM運営

スローガン

誰かを想う気持ちこそ 我々の行動する力となる